ピアノ | Music Studio 藍

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「ピアノ」
  • BLOG2023.03.09

     暖かい日が続くようになりましたね。我が家の庭にも可愛らしい花が咲いてくれて春が来ました。

     確定申告も終わり、菜の花コンサートの準備が本格的になってまいりました。今年は入場制限なしで開催できそうです。出演者のマスクについてはこれからホールの方が検討し、13日以降に決まる予定だそうです。

     今年のテーマは「世界の歌」です。私たち大人が子供のころから慣れ親しんで歌っていた歌も実は外国の民謡であったりします。例えば「チューリップ」はドイツの歌。「ぶんぶんぶん」はボヘミアの歌。「蛍の光」もスコットランド民謡です。子供たちはきっと外国の曲だなんて知らないでしょうし、身近な世界の歌を集めてステージを作りたいな、音楽で海外旅行って結構素敵かなと思って企画しました。ソロや連弾、アンサンブルなどで13か国を巡る旅になります。

     もう一つ今年の菜の花コンサートの新しさに「ばら座」の出演があります。「ばら座」は富津市で活動している混声合唱団で、私は昨年7月頃から伴奏と合唱指導でお仲間に入れていただきました。その「ばら座」の皆さんも出演してくださることになりました。大人も子供も音楽でつながる、私が夢に見ていた菜の花コンサートに近づいてきました。

     昨年から少年少女合唱団にも関わらせていただくことになり、私の人生で「合唱」に関わっている時間の方がどんどん増えていきます。小学生の時は課外クラブで合唱を。中学では部活動で合唱。高校はちょっと寄り道して吹奏楽部。そして大学でも合唱を4年間続け、大人になってからはママさんコーラスみたいな団体で15年くらい指導していました。現在は少年少女合唱団と人生の先輩が運営している混声合唱団。不思議なご縁です。2つの合唱団ではまだ私は駆け出しですけれど、昨年1年間の活動で色々なことが経験でき、団の皆さんとも少しづつ仲良くなれてこれからが楽しみです。

     

  • BLOG2023.01.04

    新しい年が明け、今日から仕事始めです。
    昨年の反省を踏まえ、今年はホームページの更新をこまやかにしていきたいと思っています(笑)

     今年は、こども園のリトミックを担当して3年、初めてリトミックを経験した年少さんがこの春で卒園となります。保育園、幼稚園でリトミック講師を経験してきましたが、月2回というペースが多く、毎週レッスンを積み重ねてきた生徒さんは認定こども園木更津みらいさんが初めてです。1クラス35名前後で1クラス30分。こんなにも成長してくれるのかと驚いています。全音&半音の聞き分けや単純拍子と複合拍子の違い、リズムを書いたりすることは、もしかしたらこの先、意識して使うことがないかもしれません。でも、スポンジのようにあらゆることを吸収し、身につけていくこの年齢になるべくたくさんの引き出しを作っておきたいとレッスンに臨んできました。楽しく、遊び感覚で。卒園してしまったらお会いすることはほぼありません。ところが偶然、幼稚園でリトミックを経験した子供さんにお会いする機会に恵まれたことがありました。私がお世話になっている音楽教室Piacere!の秋の発表会でのこと。その生徒さんはフルートで発表会に参加していました。8分の6拍子の曲をとても素敵に演奏していて、その身体の動きがリトミックで経験してきたことが生かされているなぁと感じるものでした。多分、この地域でリトミックを経験した子は3000人を超えていると思います。どこかで自分の音楽を見つけてリトミックで経験したことが生かされていると嬉しいなぁと思います。

    新型コロナウイルスの感染が拡大してから3年、積極的なリトミックの生徒さんの募集はしてきませんでしたが、今年からまた本格的にカルチャー君津でのリトミック・クラスの生徒さんを募集していきたいと思います。そして、以前から依頼のある大人のリトミッククラスの開講も準備を進めていきたいです。音楽に合わせて身体を動かし、歌を歌い、ゲーム感覚の内容で「脳トレ」と「筋トレ」の両方のサポートになるような内容にしていけたら良いなぁとイメージしています。70歳以上のリトミックでは、デイサービスの空き時間をお借りして6人くらいの少人数のリトミックをしていたのですが、コロナの影響で休止したままです。こちらも会場を見つけて再開にこぎつけていきたいです。

    そして昨年から始まった富津市の混声合唱団「ばら座」での活動も楽しみです。

    リリムジカでの高齢者施設での音楽プログラムは、コロナ感染拡大の影響により、1施設のみ再開していますが、毎回、とても楽しみに1時間の道のり通っています。再開される施設が増えると嬉しいですが、まだまだコロナの影響が安心できる状況ではないので、ゆっくりと待ちます。

    皆様にとって今年が素敵な一年になりますように。

    本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

     

  • BLOG2022.12.25

    早いもので今年も残すところあと5日となりました。
    新型コロナの影響がここまで長くなるとは想定しておりませんでしたが、その中でも少しずつ、できることを丁寧に取り組んでこられたかなと思います。

    皆様はどんな一年でしたか?

    Music Studio藍の今年は、新しい大人の生徒さんとの出会いがたくさんありました。産休中の保育士さんが職場復帰する前にピアノを上達させておきたいとレッスンに来られたり、富津市の混声合唱団「ばら座」の伴奏&指揮&指導をさせていただくことになったり、その他にもたくさんの出会いがありました。とても嬉しいです。

    今年はホームページの更新がなかなかできなかったので、来年はこちらで近況を報告していきたいと思います。
    来年もよろしくお願いいたします。

    動画は今年最後のリトミック児童科のレッスン風景です。

    音符の課題を体験した後、「ジングルベル」を例曲にしてまとめとしました。打楽器による即興演奏ですが、サビの部分は音符ごとに担当楽器を決めて演奏しています。

    2分音符=トライアングル
    4分音符=フレームドラム
    8分音符=タンバリン
    スキップ=スズ

    「聖夜」は毎年恒例のベルでの演奏です。ターナリー(複合拍子)のリズムパターンを体験し、この歌でまとめにしました。

     

  • BLOG2021.11.10

    2か月に一回、対面とオンラインを使い分けながらレッスンを始めた男性の生徒さん。高速を使って45分かけて通って来て下さっています。ご自宅の近くのピアノ教室で学びながら、コード進行法や伴奏付け、アレンジなど、好きな曲を自分らしいオリジナルな曲として弾けるようになりたいと6月からレッスンを始めました。今回は、ご持参された曲の中に転調しているところがあったので、近親調について資料を作成し、レッスン後にLINEでお送りしました。楽典の本は沢山出版されていますが、必要な部分だけをオリジナル資料として作成し、おわたしすると今の弾いている曲と結びついて覚えやすいかなという思いから、試し始めました。PowerPointを駆使して結構頑張って作っておりますが、まだまだ未熟です。ご興味のある方は下の方にあります「近親調」の文字をクリックしてご覧ください。

     

    近親調資料2021.11.6.

  • BLOG2021.08.25

    4月から保育士を目指してレッスンを始めた生徒さん。今までピアノを習ったことがないという、本当の「はじめまして」さんです。今月で4カ月が過ぎ、教材もあと1曲で1冊終了します。
    当初は、保育士になった時、現場で役立つ歌などを中心に練習してきましたが、1冊目の教材が終わるのを機に、本格的なピアノのテクニックを身に付けるような内容に転向することになりました。お仕事をしながら、主婦をしながら保育士の勉強。忙しい中でも毎回4~5曲の課題をクリアしてくる頑張り屋さんです。これからどこまで伸びていくかとても楽しみです。そして私はそんな彼女から勇気とか元気とか沢山のものを受け取っています。毎回ピアノのレッスンの後には保育士試験のための楽典の勉強も。まずは合格目指して一緒に頑張りたいです。

    私のリトミックの恩師、宮良愛子先生はいつも教えてくださっていました。
    「始めようと思った時が、始める好機。いくつになってもそれは変わらない」
    最近になって、その言葉の重みを実感できるようになってきました。